2017.10.14
マルセイユ(Marseille)、フランス
船の外の駐車場は観光客を待つバスが沢山。
船のコンシェルジュは、アルル町とエクス・アン・プロヴァンス町の2か所を案内する人はいないという。また、船が1人当たり€50~90の観光旅行をつくる場合も多いが、「MSCメラビリア寄港地観光プログラム」によれば「歩行が困難なお客様や車椅子の方にはお勧めできません」と書かれている。私もそうで、仕方がないからタクシーに乗って繁華街を見ようと決める。マルセイユ港からタクシーに乗る。
ところが、この運転手、これは観光タクシーで、どこでも行くし、タクシーなので乗った分だけを払えばいいという。ふ~ん。
ただし、彼の英語はほとんどだめで、フランス語だけが話せる。
行く途中、遠くの高い山頂に大きなきらめく建物がある。なんだろうと思い、妻はそこに行こうと運転手に話す。下の写真と全く同じで、「ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院」だった。
●旧港(Vieux Port)。途中の旧港はヨットだけしかいないが、その数はものすごく多い。なお、タクシーの料金メーターはバックミラーの中にあります。
●ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院(Basilique de Notre-Dame-de-la-Garde)。バスだとかなり下から登ることになるが、タクシーだと寺院の入口真前まで行ってもらえる。あとはエレベータですぐ屋上にあがれる。
●ボレリー城、公園(Borély Castle、Parc Borely)。装飾芸術・服飾博物館(Museum of Decorative Arts, Earthenware and of Fashion)がある。遠くから写真を。
●マゼルグ環状交差点のオベリスク(Obélisque de Mazargues rond-point)。パリにあるルクソール・オベリスクを模したもの。
●競馬場 この運転手はhorse raceと答えていた。正しい。
●le pouce(the thumb)「親指」というモニュメント。
1965年、セザール・バルダッチーニ(César Baldaccini)氏による自分の親指の彫刻。同じ彫刻でさらに大きなものがパリにある。
●ファロ宮殿(Palais du Pharo)。ナポレオン三世がウージェニー皇后に贈った。現在は公園として公開。
●フリウル(Frioul)諸島。火災で大きな木がなくなった。現在「最後の楽園」と呼ばれている。
●マルセイユ石鹸(Savon de Marseille)。1000年以上の昔から製造。100%天然植物性油脂、無着色、無防腐剤。17世紀、国王ルイ14世は王令を出し、原料油脂はオリーブ油以外の使用を禁止。王令を守って作った石鹸のみが「マルセイユ石鹸」になった。
他にも沢山ありましたが、フランス語で話されると、全くわかりません。
今回の料金は€100.00。13:05ごろ、船に帰る。
ロンシャン公園(Palais Longchamp)だけが見られなかった。
18階で遅い昼食。6階と19階を散策。妻は香水などの買い物で、€169.90(約2万2500円)。
18:00、出航。
夕飯はルームサービスでカルゾーネ・ナポリタン(Pizza Calzone napoletano、Pizza dough turnover、半円のピザ)と普通のピザ。これも無料。
カジノを通って、シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil、太陽のサーカス)を観る。題名はSonor(音)。日本語では「心の音」。動物を扱わないサーカス。 1人1回€15.00だけど、ドリンクなどのサービス料を含めると、€21.85(約2900円)になる。2人2回観て、€87.40(約1万1600円)。1回は約1時間10分。
なお、うるさいカジノはやりませんでした。