てくてくクルーズ(地中海・マルタ)⑨MSCメラビリア|ヨットクラブ

2017.10.18
バレッタ(Valletta)、マルタ(Malta)

 マルタだけはガイドも旅行ツアーもなく、準備は全くないが、エレベーターが近くにあることは知っていて、食べ物屋もどこにあるかわかっていた(と思っていた)。

 船を降り、エレベーターに行く途中、周辺に沢山いた馬車の馭者1人は「50ユーロ」で回れるという。要らないと答えると「40ユーロ」に下げた。これを振り払い、エレベーターに。エレベーターの直前にいた馭者は「30ユーロ」でいいという。

 エレベーター(Barakka Lift)は、上へ行くのは1ユーロ、下へ行くのは無料で、一回乗ると12月31日まで有効で、身障者は無料だという。

 これでアッパー・バラッカ・ガーデン(Upper Barrakka Gardens)に出た。

展望台の下に大砲がある。毎日12時と16時に発射する。
1661年に建設。その柱廊はいまだ残っている。

 

 さて、船から観光のために行くべき所として地図をもらった。

 ハイライト()は3か所で、聖エルモ砦(Fort St Elmo)、聖ヨハネ大聖堂(St John’s Co-Cathedral)、オーベルジュ・ドゥ・カスティーユ(Auberge de Castille)だった。 最後のオーベルジュ・ドゥ・カスティーユは首相官邸なので、内部の見学はできない。

オーベルジュ・ドゥ・カスティーユ

 オーベルジュから2,3歩離れたところで壊れたプラスチック片を踏み、転がったが、ただちに外国の女性が助けてくれた。怪我は全くなかったのは奇跡。

 下はおそらく騎士団長の宮殿。中に入れたと、帰国してから気がつきました。

騎士団長の宮殿

 聖エルモ砦だけを目標として中央のリパブリック通りを1時間歩き(身障者のため歩くスピードは普通の人の半分)、途中、屋台でパイ地で包んだパンを1つ買い、すこし食べた。たぶん中はアーモンドパウダー入りで甘かった。

 聖エルモ砦で、中に入ったが、なにもない。人もいないし、ただの砦で、大砲があったという歴史だけがあった。つまり、ここでは聖ヨハネ大聖堂だけが見てもいい観光地だったのだ。残念ながら聖ヨハネ大聖堂は観ていません。

 ほかの地図、たとえばマルタ観光局の地図では、きちんと日本人が観るべき場所が出ていた。

マルタ観光局

 聖エルモ砦に出た時に東端の喫茶店でマルタのコーラ「キニー」(Kinnie)を€2.50で飲んだ。他の人もいうとおり「う~ん」。1本ならばまだ飲める。それほどまずいことはないが……

 アッパー・バラッカ・ガーデンのカフェでチキンラップを頼み、昼食に。2:30、あとは帰るだけ。

 夜、劇場で「Virtual」を観た。パックマン が沢山でてきた。やはり無料の劇はつまらない。