2017.10.16
ポンペイ(Pompeii)、ナポリ(Napoli)、イタリア
ナポリはローマ、ミラノに次ぐイタリア第3の都市だ。2つ、ここでやるべきことはポンペイをみること、揚げピザとsfogliatella(スフォリアテッラ)という名物の焼き菓子を食べること。
船のコンシェルジュによれば、ガイドは日本語が話せる人が1人、運転手が1人で、€680かかるという。あとでわかったことだが、日本語が話せる人は50代のイタリア人男性で、ロベルト(Roberto De Pascale)さんといい、自分のサイトをもっている。そこに直接頼むと€300を越えることはまずないと思う。でも、ほかに方法はなく、この料金で頼んだ。おそらく船のバックリベートは相当おいしいはず。なお、日本語の公式ガイドはナポリで2人しかいないという。
午後12:15、ガイドさんはMSCメルビリア船の前まで車で来てくれるという。ここから40分ほどでポンペイにつき、マリーナ門(左下の楕円)から入る。
1.劇場のクアドリポルティコ(Quadriportico、四角地)と剣闘士の兵舎(右下)。ここでは剣闘士の練習などをしたらしい。噴火では大金持ちの女性と剣闘士の2人が抱きあって死亡した遺体が出土した。
2.小劇場(Teatro Piccolo)を通過して
3.大劇場(Teatro Grande)に。最上段の椅子は無料だった。また、日よけのベールがあった。
男性のトイレ
4.落書きが一杯の通路を通り、南北に流れる道路に出てくる。歩道と車道に分かれている。ピザのトマトは南米産なので、まだ使っていないが、それでも釜の跡からピザに似たものを食べていたという。
雨の場合は大量の水が流れるので女性が立っている場所に渡り石もあった。横断歩道です。
5.スタビアの浴場(Terme Stabiane)。男湯と女湯に分かれ、裸で入浴した。
6.選挙で自分のPRをした壁。貯水層には鉛が使われ、患者も多かったという。下水の改修はその前に噴火したので改修は進まなかった。
7.娼婦館に行く道しるべ。
8.フォロの広場。フォロ(Foro)は公会広場のこと。
9km離れた所にヴェスヴィオ(Vesuvio)火山が見える。西暦79年の噴火で、市は完全に埋まった。
9.フォロの穀物倉。今日では最大の考古学倉庫になっている。
10.公衆便所。フォロの穀物倉の裏に公衆便所があった。
11.ポンデラリアの食堂。量り台があり、商品の容量を審査するのに使った。
12.ヴィーナスの聖域。立っているのは現代彫刻である。山が見える。
13.野外博物館の入口。ヴェスヴィオ火山がよく見える。
14.野外博物館
以上でポンペイは終わり、次にナポリでスフォリアテッラを食べに行く。
実はHNK-BS「2度目の旅」シリーズで「ナポリ」を取り上げ、そこでスフォリアテッラを食べていた。ナポリならこれと揚げピザだと思っていたが、なんと、ガイドさんはこのNHKの番組で通訳として働いたという。
HNK-BSでは喫茶店Caffe rosatiが登場したが、私たちは経営者は同じで、隣に建つCaffe Gambrinusで食べた。上がスフォリアテッラ。下はシチリアのカンノーロ(cannolo)。ちなみに「2度目の旅」は1時間の番組だが、撮影は1週間かかったという。
コーヒー、というかエスプレッソも何種類もある。
レシートはこれ。
夜は「Magic Friends」という40年前と変わらないマジックを見た。