てくてくクルーズ(地中海・バルセロナ)④MSCメラビリア|ヨットクラブ

2017.10.13
バルセロナ(Barcelona)

 14:20ごろ(日本時間で21:20)スペインに到着。入国は15:00ごろ。ちょうど23時間かかった。

 車椅子を空港で借りる。プラネットの職員は白髪混じりの50代の日本人の男性。車椅子は空港の外の駐車場で返し、プラネットのバンに乗る。港に着く。

クルーズカード
クルーズカード

 MSCメラビリアの職員にバッグ2つを渡し、チェックイン。あっという間に終わる。クルーズカードと腕バンドをもらう。

腕バンド
腕バンド

 MSCの車椅子に乗り換え、エスカレーターで18階に。車椅子はここで返す。

 私たちのキャビン(クリックで開きます)は18008室。シャンペン(イタリア産なので正確には「もどき」)が1本付いてきた。

 18:00出航。

 18階のヨットクラブのレストランで夕食。前菜とメイン、デザート。極めて普通。

 観光地ガイドの予約は16階にいるコンシェルジュに頼んだが、アルルとエクス・アン・プロヴァンスの2場所を同時に頼むのは難しいといわれ、翌日に判明するので待っていてといわれた。どうもできそうではない。

てくてくクルーズ(地中海・マルセイユ)⑤MSCメラビリア|ヨットクラブ

2017.10.14
マルセイユ(Marseille)、フランス

 船の外の駐車場は観光客を待つバスが沢山。

 船のコンシェルジュは、アルル町とエクス・アン・プロヴァンス町の2か所を案内する人はいないという。また、船が1人当たり€50~90の観光旅行をつくる場合も多いが、「MSCメラビリア寄港地観光プログラム」によれば「歩行が困難なお客様や車椅子の方にはお勧めできません」と書かれている。私もそうで、仕方がないからタクシーに乗って繁華街を見ようと決める。マルセイユ港からタクシーに乗る。

 ところが、この運転手、これは観光タクシーで、どこでも行くし、タクシーなので乗った分だけを払えばいいという。ふ~ん。

 ただし、彼の英語はほとんどだめで、フランス語だけが話せる。

 行く途中、遠くの高い山頂に大きなきらめく建物がある。なんだろうと思い、妻はそこに行こうと運転手に話す。下の写真と全く同じで、「ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院」だった。

ロズリン・モロー著「マルセイユ 日本語版」(PED、2004年)から

●旧港(Vieux Port)。途中の旧港はヨットだけしかいないが、その数はものすごく多い。なお、タクシーの料金メーターはバックミラーの中にあります。

●ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院(Basilique de Notre-Dame-de-la-Garde)。バスだとかなり下から登ることになるが、タクシーだと寺院の入口真前まで行ってもらえる。あとはエレベータですぐ屋上にあがれる。

●ボレリー城、公園(Borély Castle、Parc Borely)。装飾芸術・服飾博物館(Museum of Decorative Arts, Earthenware and of Fashion)がある。遠くから写真を。

●マゼルグ環状交差点のオベリスク(Obélisque de Mazargues rond-point)。パリにあるルクソール・オベリスクを模したもの。

●競馬場 この運転手はhorse raceと答えていた。正しい。

●le pouce(the thumb)「親指」というモニュメント。

1965年、セザール・バルダッチーニ(César Baldaccini)氏による自分の親指の彫刻。同じ彫刻でさらに大きなものがパリにある。

●ファロ宮殿(Palais du Pharo)。ナポレオン三世がウージェニー皇后に贈った。現在は公園として公開。

●フリウル(Frioul)諸島。火災で大きな木がなくなった。現在「最後の楽園」と呼ばれている。

ロズリン・モロー著「マルセイユ 日本語版」(PED、2004年)から

●マルセイユ石鹸(Savon de Marseille)。1000年以上の昔から製造。100%天然植物性油脂、無着色、無防腐剤。17世紀、国王ルイ14世は王令を出し、原料油脂はオリーブ油以外の使用を禁止。王令を守って作った石鹸のみが「マルセイユ石鹸」になった。

 他にも沢山ありましたが、フランス語で話されると、全くわかりません。

 今回の料金は€100.00。13:05ごろ、船に帰る。

 ロンシャン公園(Palais Longchamp)だけが見られなかった。

 18階で遅い昼食。6階と19階を散策。妻は香水などの買い物で、€169.90(約2万2500円)。

 18:00、出航。

 夕飯はルームサービスでカルゾーネ・ナポリタン(Pizza Calzone napoletano、Pizza dough turnover、半円のピザ)と普通のピザ。これも無料。

 カジノを通って、シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil、太陽のサーカス)を観る。題名はSonor(音)。日本語では「心の音」。動物を扱わないサーカス。 1人1回€15.00だけど、ドリンクなどのサービス料を含めると、€21.85(約2900円)になる。2人2回観て、€87.40(約1万1600円)。1回は約1時間10分。

 なお、うるさいカジノはやりませんでした。

てくてくクルーズ(地中海・ジェノバ)⑥MSCメラビリア|ヨットクラブ

2017.10.15

ジェノバ(Genova)、イタリア

 ミラノやトリノなど北イタリアを背後に持つジェノバ港はイタリア最大の貿易港。つまり、ほかと比べると観光地の側面は弱い。

 チンクエテッレ(Cinque Terre)の観光は、身障者には無理といわれて、よく似たところもあるポルトフィーノ(Portofino)に変更。しかし、身障者は無理ではなく、船ならできると、日本に帰ってから知った。しかし、ジェノバからチンクエテッレまで船では4時間かかるといい、で、ダメ。

 それでも行くのに1時間、滞在で1時間、帰りで1時間。合計3時間で、€150だった。MSCメラビリアの観光では、船に揺られる小旅行がでていた。予算を忘れているので、どちらがいいのかわからないが、これもいいかもと思う。

 高速道路を降りていくと最初は華やかな町が見えた。妻はすごいといってビデオを撮ったが、タクシーは無情に通り過ぎていった。どうもサンタ・マルゲリータ・リグレ(Santa Margherita Ligure)という町だった。

サンタ・マルゲリータ・リグレ

それから約20分後、ようやくポルトフィーノにでた。漁村だが、今では完全な観光地である。

ポルトフィーノ
ポルトフィーノの浜辺
レストラン

 12:30ごろ港に帰る。18階で昼食。

 15階を見る。続いて7階。

 7階で、イギリス風のパブで、最も低いアルコール度のビールを飲む。ウエイターは若い女性で、きちんとした英国の英語。€4.50だけど、無料。

イギリス風のパブ

 図書館を捜すが、小説ばかり。土地に絡んだ話はない。

 Broardway Theaterで、昔の歌謡曲をまとめた「Way」を観る。音程がちょくちょくずれる。カラオケで採点するのに替えたらと思う。

てくてくクルーズ(地中海・ナポリ)⑦MSCメラビリア|ヨットクラブ

2017.10.16

ポンペイ(Pompeii)、ナポリ(Napoli)、イタリア

 ナポリはローマ、ミラノに次ぐイタリア第3の都市だ。2つ、ここでやるべきことはポンペイをみること、揚げピザとsfogliatella(スフォリアテッラ)という名物の焼き菓子を食べること。

 船のコンシェルジュによれば、ガイドは日本語が話せる人が1人、運転手が1人で、€680かかるという。あとでわかったことだが、日本語が話せる人は50代のイタリア人男性で、ロベルト(Roberto De Pascale)さんといい、自分のサイトをもっている。そこに直接頼むと€300を越えることはまずないと思う。でも、ほかに方法はなく、この料金で頼んだ。おそらく船のバックリベートは相当おいしいはず。なお、日本語の公式ガイドはナポリで2人しかいないという。

 午後12:15、ガイドさんはMSCメルビリア船の前まで車で来てくれるという。ここから40分ほどでポンペイにつき、マリーナ門(左下の楕円)から入る。

ポンペイの地図と行った地域
ポンペイの地図と行った地域

1.劇場のクアドリポルティコ(Quadriportico、四角地)と剣闘士の兵舎(右下)。ここでは剣闘士の練習などをしたらしい。噴火では大金持ちの女性と剣闘士の2人が抱きあって死亡した遺体が出土した。

劇場のクアドリポルティコ(Quadriportico、四角地)

2.小劇場(Teatro Piccolo)を通過して

小劇場(Teatro Piccolo)

3.大劇場(Teatro Grande)に。最上段の椅子は無料だった。また、日よけのベールがあった。

大劇場(Teatro Grande)

男性のトイレ

4.落書きが一杯の通路を通り、南北に流れる道路に出てくる。歩道と車道に分かれている。ピザのトマトは南米産なので、まだ使っていないが、それでも釜の跡からピザに似たものを食べていたという。

雨の場合は大量の水が流れるので女性が立っている場所に渡り石もあった。横断歩道です。

5.スタビアの浴場(Terme Stabiane)。男湯と女湯に分かれ、裸で入浴した。

スタビアの浴場(Terme Stabiane)

6.選挙で自分のPRをした壁。貯水層には鉛が使われ、患者も多かったという。下水の改修はその前に噴火したので改修は進まなかった。

7.娼婦館に行く道しるべ。

娼婦館の道しるべ
娼婦館の道しるべ

8.フォロの広場。フォロ(Foro)は公会広場のこと。

フォロの広場
フォロの広場

9km離れた所にヴェスヴィオ(Vesuvio)火山が見える。西暦79年の噴火で、市は完全に埋まった。

9.フォロの穀物倉。今日では最大の考古学倉庫になっている。

10.公衆便所。フォロの穀物倉の裏に公衆便所があった。

11.ポンデラリアの食堂。量り台があり、商品の容量を審査するのに使った。

12.ヴィーナスの聖域。立っているのは現代彫刻である。山が見える。

13.野外博物館の入口。ヴェスヴィオ火山がよく見える。

14.野外博物館

 以上でポンペイは終わり、次にナポリでスフォリアテッラを食べに行く。
実はHNK-BS「2度目の旅」シリーズで「ナポリ」を取り上げ、そこでスフォリアテッラを食べていた。ナポリならこれと揚げピザだと思っていたが、なんと、ガイドさんはこのNHKの番組で通訳として働いたという。
HNK-BSでは喫茶店Caffe rosatiが登場したが、私たちは経営者は同じで、隣に建つCaffe Gambrinusで食べた。上がスフォリアテッラ。下はシチリアのカンノーロ(cannolo)。ちなみに「2度目の旅」は1時間の番組だが、撮影は1週間かかったという。

お菓子

 コーヒー、というかエスプレッソも何種類もある。


 レシートはこれ。

 夜は「Magic Friends」という40年前と変わらないマジックを見た。

てくてくクルーズ(地中海・シチリア)⑧MSCメラビリア|ヨットクラブ

207.10.17

タオルミーナ(Taormina)、シチリア(Sicilia)、イタリア

 シチリア島で行きたいところはメッシーナではなく、タオルミーナで、特にギリシア劇場とその海岸だった。しかし、メッシーナの港で船を降りると、ほかの場所と違って、タクシーは待ってはいなかった。妻はそこにいる人に声をかけ、ようやく大形のタクシーをつかまえた。タオルミーナに行きたいといって、わかったという。

 この運転者さんも英語はできない。途中、妻は「レモがなっている」といわれ、葉や木などから「レモンがなっている」だとわかった。「オリーブ」と火山の「エトナ」(下図)もわかったらしい。

 1時間位乗って、多分、タオルミーナの浜についた。

 次にギリシア劇場に行こうといったが、運転手の友達だという人と妻が話し合い「身障者ではあぶない。なんとか教会だと安全で、そこからリシア劇場もちゃんと見られる」といわれたという。

 まったくわからないので、そこに行くと決める。驚いた点は、タクシーはぐんぐん坂をあがっていく。最初はベルベデール(belvedere、意味は望楼、見晴らし台、展望台)(下方の地図でA)に降り立った。

そこから、ベッラ島(Isola Bella)を見る。

さらに登っていきタオルミーナの町(標高約200m)(B)についた。

これも高いが、行き先は山道であり、ますます高くなっていく。20分ぐらい後、タクシーで行ける山頂についた。

 

本当の山頂には「タオルミーナの城塞」(サラセン城、Saracen Castle、Castello Saraceno)(C)が見えるが、ここにはもうあとは徒歩で上に行くしかない。

ここから古代ギリシア劇場(Teatro Antico、Greek theatre)(D)もよく見える。

観光者は「4月9日広場」(Piazza 9 Aprile)(E)に集まる。

この場所にはマドンナ・デッラ・ロッカ教会(Santuario Madonna della Rocca)(F)もあった。標高は約400m。

地図は
日本語の地図はここで。レストランも載ってる。

英語の地図は

途中、タオルミーナの銀行では現金の支出をしたがったが、できない。船に戻る。料金メーターは€280なのに€300を要求し、「他の人に助けてもらったから」という。妻はチップ込みで€350を支払ったが、€280なので€330もあげればよかったと思う。さらに帰国してから釣銭で十分だと情報があり、€300でよかったのだ。

右は金色の聖女マドンナ像(Madonna of the Letter)。

夜はまたシルク・ドゥ・ソレイユを観る。名前は「Viaggio」(旅)。これは以前に比べて、よりサーカスらしかった。

そのあとでシャンパンバーで、カニを食べた。€56.35(約7500円)。高い! 北海道だったら「生」で出てくるはず。ゆでて、少し古くなったもので、これは高い。夕食はこれでおしまい。

てくてくクルーズ(地中海・マルタ)⑨MSCメラビリア|ヨットクラブ

2017.10.18
バレッタ(Valletta)、マルタ(Malta)

 マルタだけはガイドも旅行ツアーもなく、準備は全くないが、エレベーターが近くにあることは知っていて、食べ物屋もどこにあるかわかっていた(と思っていた)。

 船を降り、エレベーターに行く途中、周辺に沢山いた馬車の馭者1人は「50ユーロ」で回れるという。要らないと答えると「40ユーロ」に下げた。これを振り払い、エレベーターに。エレベーターの直前にいた馭者は「30ユーロ」でいいという。

 エレベーター(Barakka Lift)は、上へ行くのは1ユーロ、下へ行くのは無料で、一回乗ると12月31日まで有効で、身障者は無料だという。

 これでアッパー・バラッカ・ガーデン(Upper Barrakka Gardens)に出た。

展望台の下に大砲がある。毎日12時と16時に発射する。
1661年に建設。その柱廊はいまだ残っている。

 

 さて、船から観光のために行くべき所として地図をもらった。

 ハイライト()は3か所で、聖エルモ砦(Fort St Elmo)、聖ヨハネ大聖堂(St John’s Co-Cathedral)、オーベルジュ・ドゥ・カスティーユ(Auberge de Castille)だった。 最後のオーベルジュ・ドゥ・カスティーユは首相官邸なので、内部の見学はできない。

オーベルジュ・ドゥ・カスティーユ

 オーベルジュから2,3歩離れたところで壊れたプラスチック片を踏み、転がったが、ただちに外国の女性が助けてくれた。怪我は全くなかったのは奇跡。

 下はおそらく騎士団長の宮殿。中に入れたと、帰国してから気がつきました。

騎士団長の宮殿

 聖エルモ砦だけを目標として中央のリパブリック通りを1時間歩き(身障者のため歩くスピードは普通の人の半分)、途中、屋台でパイ地で包んだパンを1つ買い、すこし食べた。たぶん中はアーモンドパウダー入りで甘かった。

 聖エルモ砦で、中に入ったが、なにもない。人もいないし、ただの砦で、大砲があったという歴史だけがあった。つまり、ここでは聖ヨハネ大聖堂だけが見てもいい観光地だったのだ。残念ながら聖ヨハネ大聖堂は観ていません。

 ほかの地図、たとえばマルタ観光局の地図では、きちんと日本人が観るべき場所が出ていた。

マルタ観光局

 聖エルモ砦に出た時に東端の喫茶店でマルタのコーラ「キニー」(Kinnie)を€2.50で飲んだ。他の人もいうとおり「う~ん」。1本ならばまだ飲める。それほどまずいことはないが……

 アッパー・バラッカ・ガーデンのカフェでチキンラップを頼み、昼食に。2:30、あとは帰るだけ。

 夜、劇場で「Virtual」を観た。パックマン が沢山でてきた。やはり無料の劇はつまらない。



てくてくクルーズ(地中海・バルセロナ)⑩MSCメラビリア|ヨットクラブ

2017.10.19 航海日

 最後の日の1日前に「航海日」がありました。

 MSCメラビリアのヨットクラブではレストランは18階と19階に1つずつ、また16階にトップセイルラウンジがあります。高額だとは思えない家具類が並び、窓枠の下の手すりも安っぽい。

16階
16階(1)
16階(2)


 このラウンジはもっぱら軽食だけを食べされてくれます。私はここでコーヒー(ブラックコーヒーかアメリカンコーヒー)を飲みましたが、メニューにはありません。つまり、MSCメラビリアではエスプレッソ、カプチーノやカフェラテのほうがよっぽど一般的なのです。しかし、ここで残りのコーヒーは、アイリッシュ・コーヒーを除き、あとは聞いたことはないのです。多くはイタリアで流行しているコーヒーだそうです。

ベイリーズコーヒー

 ジンセンコーヒー(Ginseng coffee)は高麗ニンジン入りのコーヒー。カッフェ・ドルゾ(caffe d’orzo、Barley coffee、大麦コーヒー)は大麦からできたノンカフェインのコーヒー。麦茶と似ているようでも実際は違っている。カフェ・コレット(caffe corretto)はエスプレッソに少量のお酒が入ったもの。アイリッシュ・コーヒー(Irish coffee)はアイリッシュ・ウイスキーをベースにして生クリームを加えたコーヒー。ベイリーズ・コーヒー(Baileys coffee)はアイリッシュ・コーヒーにベイリーズリキュールを加えたものだそうです。

 最後の夕食は18階で正式なディナー(?)でした。1週間で2回(だと聞きました)、少し贅沢なディナーがでるようです。バルセロナの直前にディナーがでました。

 2人で「ロック・ロブスターテール」と「ビーフフィレのタリアータ」を頼みました。

ロブスターテール
ビーフフィレ

 結局、ヨットクラブはゆっくりと暮らせる客室でした。でも、ドリンクやビールではないものを飲食すると、日本のレストランと比べても、あっという間に高額になります。日本と比べると、MSCメラビリアのほうがパンとジュースの種類では勝ち、食事の内容では簡単に負けます。ただし、量は多い。

2017.10.20 バルセロナ

 翌日、下船します。

 午前10:45、サグラダ・ファミリアを見ました。はるか昔、外から見るだけだったときには、不気味な建物だったと思っていました。ところが、中に入ることができると、全く違います。嫌なところはなく、かえって、明るく、きれい。この2~3年間で、中身は大きく変わったようです。午後12:10、空港に向かいます。

 クルーズはこれでおしまい。

 まとめは、①観光地はきちんと調べ、コピーをとり、そのコピーは持って行く。②コンシェルジュやクルーズ会社の観光情報はあてにはできない。③タクシーがいい場合もある。ただし費用はかかる。チップは釣り銭で充分。④現金も持って行くこと。⑤英語はまだ使えない地域が普通。