2017.10.19 航海日
最後の日の1日前に「航海日」がありました。
MSCメラビリアのヨットクラブではレストランは18階と19階に1つずつ、また16階にトップセイルラウンジがあります。高額だとは思えない家具類が並び、窓枠の下の手すりも安っぽい。
このラウンジはもっぱら軽食だけを食べされてくれます。私はここでコーヒー(ブラックコーヒーかアメリカンコーヒー)を飲みましたが、メニューにはありません。つまり、MSCメラビリアではエスプレッソ、カプチーノやカフェラテのほうがよっぽど一般的なのです。しかし、ここで残りのコーヒーは、アイリッシュ・コーヒーを除き、あとは聞いたことはないのです。多くはイタリアで流行しているコーヒーだそうです。
ジンセンコーヒー(Ginseng coffee)は高麗ニンジン入りのコーヒー。カッフェ・ドルゾ(caffe d’orzo、Barley coffee、大麦コーヒー)は大麦からできたノンカフェインのコーヒー。麦茶と似ているようでも実際は違っている。カフェ・コレット(caffe corretto)はエスプレッソに少量のお酒が入ったもの。アイリッシュ・コーヒー(Irish coffee)はアイリッシュ・ウイスキーをベースにして生クリームを加えたコーヒー。ベイリーズ・コーヒー(Baileys coffee)はアイリッシュ・コーヒーにベイリーズリキュールを加えたものだそうです。
最後の夕食は18階で正式なディナー(?)でした。1週間で2回(だと聞きました)、少し贅沢なディナーがでるようです。バルセロナの直前にディナーがでました。
2人で「ロック・ロブスターテール」と「ビーフフィレのタリアータ」を頼みました。
結局、ヨットクラブはゆっくりと暮らせる客室でした。でも、ドリンクやビールではないものを飲食すると、日本のレストランと比べても、あっという間に高額になります。日本と比べると、MSCメラビリアのほうがパンとジュースの種類では勝ち、食事の内容では簡単に負けます。ただし、量は多い。
2017.10.20 バルセロナ
翌日、下船します。
午前10:45、サグラダ・ファミリアを見ました。はるか昔、外から見るだけだったときには、不気味な建物だったと思っていました。ところが、中に入ることができると、全く違います。嫌なところはなく、かえって、明るく、きれい。この2~3年間で、中身は大きく変わったようです。午後12:10、空港に向かいます。
クルーズはこれでおしまい。
まとめは、①観光地はきちんと調べ、コピーをとり、そのコピーは持って行く。②コンシェルジュやクルーズ会社の観光情報はあてにはできない。③タクシーがいい場合もある。ただし費用はかかる。チップは釣り銭で充分。④現金も持って行くこと。⑤英語はまだ使えない地域が普通。